門限やぶりの米国株30-100-30投資チャレンジ

このブログは米国株で資産を100倍にするために噂の投資法を実践する無謀な挑戦を綴ったブログです。

ひとつの銘柄に長期で集中投資出来るか考えてみた件

あなたに助言されたら何も言い返せません!(笑)


門限やぶりです。


よく米国株ブログ村内で意見が割れるものとして『インデックス派、少数精鋭分散投資派、単独銘柄フルインベストメント』

どれか最適解か?というものがあります。


現実的には銘柄数が絞られれば絞られるほどボラリティも騰がり長期で保有していくのに難易度が増します(精神面で)。

その分、得られるリターンも上がります。

下がる可能性もありますが、何故上がるという表現をしたかというと、下落率は最悪倒産しても最大100%の下落ですが上昇率は無限大だからです。

直近10年の市場の高騰で大型株も500%~1000%の上昇を記録したものも多く、AmazonやNetflixのように数十倍を記録したものもあるためインデックス投資だとほぼほぼ得られるリターンが先に計算できてしまいますが、個別(特に単一銘柄保有)だと良い意味でリターンが分からないです。(悪い意味では-100%)


…と、まあ机上の空論ではよく言われることですが、問題はずっと保有出来るかどうかですよね?

年一位で起こる10%~20%の暴落でもインデックスのETF を手放す人もいるので個別となると精神コントロールが半端なく必要になると思います。


そこで当ブログでお馴染みのポートフォリオヴィジュアライザーで検証してみたいと思います。


検証ために使用するサンプル銘柄は人気が高く長期で持てる人が多いであろう①PG ②KO③MCDの最も低迷した期間もしくは、下落率が高い期間で検証してみます。


①2012~2019

赤線:s&p 青線:PG


②2000~2006

赤線:s&p 青線:KO


③1997~2002

赤線:s&p 青線:MCD


あくまでこの抽出期間は門限やぶりが都合良い期間で抽出しております。

暴落や景気低迷はいつ起きるか、いつまで続くか分からないものです。

現実は予想を越えて不都合なことが多いですもんね。


①と②は計測期間こそ違いますが、せっかく5年以上保有しているのにいつまでたっても指数をアウトパフォーム出来ない嫌なパターンです。

しかも②は直後にサブプライムショックが待ってるので結末としては最悪で大底でぶん投げる可能性が高いです。


③はどうでしょう。

この期間を通りすぎてその先もマクドナルドを保有しようという気になるでしょうか?

この下落は個別要因だと思いますがなかなか投資家の胆力を試される転回だと思います。


正直どの場面どこ期間も自分が単一銘柄で保有していたら手放しそうな展開です。


では同じ期間で三社を均等に保有した場合どうでしょう?




いかがでしょうか?

劇的にパフォーマンスが改善したわけではありません。

注目すべきは最大ドローダウンや年間ドローダウンの改善、指数に対してのアンダーパフォーム率の緩和です。ぎゃくにアウトパフォームに転じたものもありますね。


お伝えしたいことは、単一銘柄では、「このまま保有していても良いのか…」と思う場面も複数分散なら踏みとどまり継続保有出来る可能性が高まるということです。

抽出した3社は投資家からの信頼も高く長期で持てる企業ですが、そんな3社でも単一保有だと危ない場面があるということです。


…でも、この検証の門限やぶり的結論は各個人投資家の銘柄分析力や長期で持てる胆力次第で銘柄数を少なくすれば良いということです。バフェットの「分散は無知を補うための~」という意味がよくわかる結果になりましたね。

後、胆力に合わせて分散というのも大事なことですね!


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