100倍銘柄探し:その1:ロイヤルダッチシェル
門限やぶりです。
まだ見ぬ30-300-30銘柄を探すために米国株四季報を片手にひとつひとつ銘柄をリサーチしていきます。
記念すべき第1回のリサーチ銘柄は石油メジャーのロイヤルダッチシェルです。
斜陽産業の代表格の代表銘柄はどんなチャートとリターンを刻んできたのでしょう?
早速見ていきましょう!
赤線:S&P 青線:RDS
30年トータルリターン&年率リターン
S&P 15.3倍&9.6%
RDS 12.7倍&8.9%
永遠の斜陽残業と揶揄される石油メジャーですが、ロイヤルダッチシェルは想像以上に頑張ってますね。
30年でリターンが指数の半分以下の銘柄もあるのでトータルリターン12.7倍は優秀です。
高配当が長期の複利になったところはデカイですね。
ではロイヤルダッチシェルの攻撃力ランクを判定します。
あ、よく下落耐性のある銘柄をディフェシブな銘柄と表現されるので、今後の判定はリターン=攻撃力と表現し、リスク=防御力と表現します。
攻撃力と防御力の2つの判定を行い、この2つの基準を長期投資するか否かな判断基準としたいと思います。
この判定は門限やぶりの主観に基づいて行われているので、あらかじめご了承ください。
では、ロイヤルダッチシェルの攻撃力ですが、S&PをBランクとしたときに(今後もS&PはBとします。)、大きくリターンを下げることなく指数にしがみついていたこと。
若干ではあるがトータルリターンが指数にアンダーパフォームしていることから
ランクB-(マイナス)とします。
これが優秀なのか劣っているのかは銘柄検証をいくつも行えば分かると思います。
続いて防御力(リスク)の検証です。
WORSTyear&MAXドローダウン
S&P -37%&-50%
RDS -35%&-48%
防御力は指数と比較したときに遜色ないレベル。
アップもダウンも指数と比べるとボラリティ高めになりがちだがロイヤルダッチシェルは両方とも指数と変わらない安定したリターン&ドローダウンですね。
ただドローダウンチャートを見ると2016年ごろから極端に指数をアウトパフォームして下げてますね。
石油メジャーは石油価格に株価が左右されやすいのが難点です。
長期で銘柄を持ち続けることが出来る絶対条件は高いリターンではなく、安定したボラリティてす。指数の下げと連動するのは問題ないですが、必要以上の下げ、個別の強烈な下げは心を乱します。
2016年からの下げは長期投資にはマイナス要因です。
結果
ロイヤルダッチシェル
攻撃力…B-
防御力…B-
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