黄金の100倍銘柄たち…③
ホームデポとロウズは悟空とベジータのような関係ですね…
門限やぶりです。
アメリカのホームセンターは日本のホームセンターとは役割や位置付けが少し違うようです。
家の素材をまるごとホームセンターで購入して一から建てる。
日本なら業者発注しそうな部材もホームセンターで大工さんが仕入れて建てる。そういうのが日常茶飯事のアメリカ。
中古物件の評価が高く、人口増加が見込めて新築物件も増え続けているアメリカ。
また、その専門性の高さや配送が困難な商材多いためAmazonの影響を受けにくい。
そんな、日本とは一味違う特殊性の高いアメリカの二大ホームセンターのホームデポとロウズカンパニーの長期リターンを見てみたいと思います!
1990~2019
赤線:ロウズカンパニー
トータルリターン166倍
青線:ホームデポ
トータルリターン192倍
かなり肉薄してますね。30年間で3000%以上の差になってますが現在の株価が少し上下に傾いただけで順位が入れ替わりそうなぐらいわずかな差に見えます。
△ホームセンター株のリターンが他の業種より圧倒的に高い!
今までポートフォリオビジュアライザーで数十銘柄のリターンを調べてきました。
IT関連の銘柄やNIKE、モンスタービバレッジなどのヒットメーカーなど30-300-30基準を上回る数百倍のリターンを上げた銘柄は多数ありますが、小売業でしかも業界1位2位がどちらも直近30年間で100倍以上のリターンをあげているというのは非常に稀な状況です。
これが、どれだけ稀かというとウォルマートなどのスーパー業界や、デパート業界を引き合いに出せば分かりやすいですね。
Amazonなどのネット販売の台頭で過去30年もですが直近10年はさらに苦戦してます。
日本人の感覚だと「たかがホームセンターなのに…」と思いますが、アメリカ人にとってのホームセンターは必要性が全く違うんでしょうね!
では以下の期間も見てみましょう。
①2000~2019
②2010~2019
①、②の期間を1度に掲示しました。
②2010~2019はさすがに両銘柄とも好調ですね。リセッション後の業績は要注目ですね。
①に関しては両社に限りませんが指数が低迷した時期が多く含まれるのでリターンも低めになってます。
ただ、ロウズカンパニーは2000~2009の期間も指数をアウトパフォームしています。連続増配株が下落相場に強いのがよく分かりますね!
門限やぶりはホームデポに現在投資してますが2000年代の低迷を乗り越えて保有し続けられるか?と言われれば返答に困ってしまいます。
やはり、ここで重要なのが分散になります。
下図をご覧ください。
青線:30-300-30ポートフォリオ
赤線:ホームデポ
5銘柄分散することでホームデポ単体だと相当キツイ低迷期間も上昇基調で安心して保有できます。
門限やぶり的には5~10銘柄の分散が理想的ですね。
好勝負を続ける2社から目が離せないですね!
どちらか保有しているかたはトンカチでポチッとお願いいたします!
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