本当に役にたったのはコノ1冊だけです。
門限やぶりです。
2013年から株式投資をスタートさせてから投資本を読みまくりました。成功するために吸収出来る知識は何でも吸収してやる!という気持ちだったと思います。ザイのような月刊誌からバフェットなどの長期投資で中身の濃い書籍まで含めると100冊…まではいかないですが(笑)80冊以上読みました。
結果、9割の本はお金のムダでした。
現在本棚にあるのはシーゲル赤本やバフェット本など数冊のみ残し、何度も読み返していて、新刊は年に1冊くらいしか買いません(コレがハズレの時は本当にキツイです)
でも、残った数冊の本の中で1番読み返したのがスティーブバーンズ著作の『new トレーダー×rich トレーダー』です。
これは新米トレーダーと金持ちトレーダーが対話形式で株式投資でやりがちな失敗や間違い、その時の心情を事細かに描写しているのですが、まあ共感の嵐!(笑)
著者はニコラスダーバスという投資家が考案したダーバス理論という値動きを追従するいわゆる短期~中期投資を実践して資産を築き、この本に出てくる人物が取引する手法もダーバス理論が中心です。
長期投資には関係無いじゃん!と思われるかもしれないですが、相場に対する心構えや注意点は取引手法関係無しにためになります。
また、デイトレーダーもスイングトレーダーもオプショントレーダーも中期、長期投資など、どんな手法でも《ルール、システムに一貫して従う》ことが出来れば成功すると記述しています。
これが本当に身につまされる、耳が痛くなる言葉で読むたびに胸にズギャン!ときます。
さらにいうとこの著者が書き手としてメチャクチャ巧くて最後の最後までダレることがないです。
投資本にありがちな前半に書きたいことを書ききって後半水増しのグダグダという駄作とは月とスッポンです。
この本を読んだから投資で成功するとは言えませんが、成功するまでの長い投資人生に素敵なエッセンスを与えてくれることは間違い無いです。
読んだことが無い人に是非オススメしたい1冊です。
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