門限やぶりの米国株30-100-30投資チャレンジ

このブログは米国株で資産を100倍にするために噂の投資法を実践する無謀な挑戦を綴ったブログです。

続:Amazon、ドミノピザ、ウォルマート…

門限やぶりです。

前回の検証でAmazon、ドミノピザ、ウォルマートがコロナショックに強い耐性があることがあらためて分かりました。

では、コロナショックに強かった銘柄だけを保有すれば高いリターンを得られるのか?過去の歴史的な暴落にAmazon連合ポートフォリオはどんなチャートを作り出したのか、Apple連合はどうだったのか?を調べてみたいと思います。

下図をご覧ください。

こちらは2007年1月から2009年12月までの数値表で①はリターンチャート、②はドローダウンチャートになります。

青線がAmazon連合、赤線はApple連合、黄線はS&P500の数値になります。

この2つの表を眺めると、やはりAmazon、ドミノピザ、ウォルマートはコロナショックだけでなくサブプライムショックでも早い回復を見せていることが分かります。

Apple連合と指数が2009年に入って底入れ~回復に向かっているのに対して、Amazon連合は2008年終わりには底入れしてますね。

ただApple連合も負けていませんね。底入れは遅かったですが、2009年の終わりには高い回復力でAmazon連合とほぼ同じくらいのリターンを達成しています。S&P500は最高値回復まで時間がかかりそうです。

また、ある一定期間だけを見て銘柄選定するのも得策では無いです。

下図をご覧ください。



1990年から現在までのNIKE、ウォルマート、jp モルガン、S&P500のリターンチャートです。30-100-30銘柄の代表格のNIKEは100倍越えの素晴らしいリターンです。ウォルマートやJPモルガンも指数をしっかりアウトパフォームしていますが、やや物足りない印象です。短期間の暴落耐性がさほどないからとNIKEを保有銘柄の選択肢に入れないのは賢い選択ではありません。

結論としては、あくまでも長期のリターンありきで暴落耐性があるかどうかも銘柄選定の基準に入れるのが懸命かなと思います。


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Amazon、ドミノピザ、ウォルマート…

門限やぶりです。


コロナショックで世界的に多くの株式が大暴落に見舞われてしまいました。4月に入り3月の経済指標がドンドン明らかになり米国の失業者数は過去最悪の数値で今後もっと状況が悪化する可能性は高いです。

特に航空産業、エンターテイメント系、飲食業、小売業(生活必需品以外)などはコロナの影響をもろに受けて特にヒドイ暴落となっています。

しかし、厳しい環境の中でも業績が伸びている企業もあります。不要な接触を避けられるネット通販やテイクアウト専門店、生活必需品を取り扱っているスーパーなどです。

今回はAmazon、ドミノピザ、ウォルマートが今回の下落にどれだけ強かったのかということと、今後の戦略について考えていきたいと思います。

今回は分かりやすくなるように対比企業としてダウ銘柄からApple、NIKE、JPモルガンを併せて引用します。

下図をご覧ください。

期間は2018年1月から2020年3月まで

青線はAmazon、ドミノピザ、ウォルマートの均等分にしたポートフォリオで赤線がApple、NIKE、JPモルガンの均等分ポートフォリオ、黄線がS&P500になります。

Amazon連合強いですね。指数やApple連合が2020年3月に大きく下げているのに対して、ほとんど下げていません。数値は月の始値と終値から算出するので実際は最高値から10%ちょっとドローダウンがあるのですが、指数やApple連合から比べれば大きくアウトパフォームしています(指数で25%のドローダウン)

これをドローダウンチャートで見比べるとさらに分かりやすいです。

指数&Apple連合は下に突き刺すようなドローダウンですがAmazon連合は天井に向かって力強く回復しています。

コロナショックで保有銘柄のホールド力が下がる局面ですが、こういう銘柄をポートフォリオに入れて難局を乗り切りたいですね!


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ボーイング(BA) VS ロッキードマーチン(LMT)

門限やぶりです。


コロナショックに見舞われてさまざまな株式が暴落を余儀なくされました。

特にボーイングは787max問題もあいまって記録的な暴落となりました。倒産も懸念されていますが米国唯一のジャンボ旅客機のメーカーでワイドモートな企業です。

そこで働く人や物の規模から考えても倒産した場合の影響はあまりにも大きいです。トランプ大統領が発言した「ボーイングは救う」ということばからも分かるように政府からの援助も期待出来ることからこの大暴落で果敢に突っ込んだ方は報われる可能性が高いと思います。

そして、アメリカを代表する航空機メーカーと言えばロッキードマーチンがあります。ESG (環境、社会、企業統治)投資の面から言えば不利な企業ですが、こちらも非常にワイドモートな企業だと思います。アメリカを代表する航空機メーカー2社ですが、どちらに投資していくのが投資家にとって有益でしょうか?

調べて見ましょう!

下図をご覧ください。

過去30年のリターンはロッキードマーチンが64倍なのに対してボーイング14倍と大きく差をつけています。

ボーイングの問題点はワイドモートのはずなのに指数とほとんどリターンが変わりません。それにボラリティが異様に高すぎます。

図の②はドローダウンを表した表で青がボーイング、赤がロッキードマーチンです。下に突き刺せば突き刺すほど暴落が激しく天井に戻れば最高値まで回復したことになります。2社とも個別要因で下げてるな、という印象ですが特にボーイングはドローダウン回数が多く不安定な値動きが見てとれます。

2社のリターンや値動きの違いは政府相手の戦闘機売りか、一般の人を輸送する旅客機を販売しているのか。つまりBtoBなのか、BtoCなのかが大きく関係している気がします。

結論から言うとボーイングはワイドモートでもなんでもなくて、ただ他に取り扱ってる会社が無いだけ、と僕は思います(大胆発言!)


30-100-30銘柄でもないし投資することは無いですね。するならリッキードマーチンかな。


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